副詞の基本的な働きとしては「動詞を修飾する」ですが、「形容詞・副詞・文全体を強調する」こともできます。
本記事では、形容詞・副詞・文全体を修飾する副詞「A enough to do(〜するほど十分にAだ) 」について解説します。
動詞を修飾する用法は「動詞を修飾する副詞」を参照してください。

「〜するほど十分にAだ」形容詞・副詞 + enough + to do
副詞の「enough」は「〜するほど十分にAだ」とAに入る形容詞・副詞を修飾します。
他の形容詞・副詞を修飾する副詞は、前から修飾しますが、「enough」は形容詞・副詞を後ろから修飾します。
enough構文は「形容詞・副詞 + enough + to do(to不定詞)」の型が基本なので「形容詞・副詞」や、「to do(to不定詞)」を入れ替えればさまざまなフレーズを作ることができます。
形容詞・副詞であれば
- rich enough:〜するほど十分に裕福だ
- difficult enough:〜するほど十分に難しい
- busy enough:〜するほど十分に忙しい
- easy enough:〜するほど十分に簡単だ
などが作れたり、
to do(to不定詞)であれば
- enough to buy:買えるほど十分にAだ
- enough to tell:教えてくれるほど十分にAだ
- enough to cook:作れるほど十分にAだ
などが作れたりします。
これらを組み合わせることによってさまざまなフレーズが作れるようになりましょう!
● 形容詞やto不定詞について詳しく知りたい方はこちら


He is rich enough to buy the house.
「買えるほど十分に裕福だ」を表すのにrich enough to buyと、enoughが形容詞「rich(裕福)」を後ろから修飾していて、to do(to不定詞)には「to buy(買うこと)」を続けています。
She’s kind enough to tell me the way to the station.
「教えてくれるほど十分に親切だ=親切に教えてくれた」を表すのにkind enough to tellと、enoughが形容詞「kind(親切)」を後ろから修飾していて、to do(to不定詞)には「to tell(教えること)」を続けています。
enough構文の作り方
enough構文の表し方は「A enough to do (〜するほど十分にAだ)」なので、それをそのまま理解し文章を書くときや会話する時に活用すれば良いですが、うまくenough構文が作れないときは、きまったステップで文を作成することもできます。
■ enough構文の作成ステップ
《enough構文「彼はその家が買えるほど十分に裕福です。」を作成するステップ》
- 文の骨組みを作る:He is rich.
- enoughは形容詞や副詞を後ろから修飾する:He is rich形容詞 enough.
- 不定詞句を文末に置く。 He is rich enough to buy the house不定詞句.
《enough構文「彼女は親切にも私に駅への道を教えてくれた。」を作成するステップ》
- 文の骨組みを作る:She was kind.
- enoughは形容詞や副詞を後ろから修飾する:She was kind形容詞 enough.
- 不定詞句を文末に置く。 She was kind enough to tell me the way to the station不定詞句.
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