itの形式主語[目的語]構文の意味と使い方を分かりやすく解説

不定詞

本記事では「itの形式主語[目的語]構文」を解説します。

itの形式主語構文

itの形式主語とは、主語の位置に置かれたitを表します。

主語になるto不定詞は、itに置き換えられることが多く、置き換えられて後ろに回ったto不定詞は、真の主語と呼ばれます。

また意味上の主語を表すこともできて、「for S」+ 「to do」の形でtoの前に配置します。

 

フランス語を話すことは難しい。
To speak French is difficult.
フランス語を話すことは難しい。
It形式S is difficult to speak French.真S

主語の位置にitが置かれ、真主語のto speak French(フランス語を話すこと)が後ろに回されている。

 

彼女が英語を話すのは簡単だ。
It形式S is easy for her意味S to speak EnglishV.

主語の位置にitが置かれ、意味上の主語「for her(彼女が)」 + 真主語「to speak English(英語を話すこと)」が後ろに回されている。

 

  1. 形式主語のit → 形式的に置かれ,「それは」と訳さない。
  2. 真主語= to do →「〜することは」と訳す。(名詞的用法)
  3. 不定詞の意味上の主語
    • “for -” で示し,“to do” の直前に置く。

 

〈形式主語構文でよく用いられる形容詞〉

  • easy(簡単な)
  • difficult(難しい)
  • hard(難しい,大変な)
  • interesting(おもしろい)
  • important(重要な,大切な)
  • impossible(不可能な)
  • possible(可能な)
  • necessary(必要な)
  • dangerous(危険な)

など

itの形式主語構文の否定文と疑問文

アキがこの本を読むことは難しいです。
It形式S is difficult for Aki意味S to read this bookV .
アキがこの本を読むことは難しくないです。
It is not difficult for Aki to read this book.
アキがこの本を読むことは難しいですか。
Is it difficult for Aki to read this book?
はい、難しいです。 Yes, it is.
いいえ、難しくないです。 No, it isn’t.

形式主語構文はbe動詞の文なので、否定文・疑問文はbe動詞のルールで作ります。

否定はbe動詞の前に「not」を置いて、疑問はbe動詞を文頭に出して「?」を文末につけます。

● be動詞のルールはこちら

「〜です・〜がある」be動詞の現在形と「〜しているところ」現在進行形の意味と使い方をわかりやすく解説
be動詞「am, are, is」は、「〜です」「〜がある、いる」などの状態・存在を表し、「現在」「過去」「未来」の時制があります。 またbe動詞 + doingで「進行形」として「〜しているところ」を表すこともできます。 本記事では「現在...

 

日時・曜日・天候の表し方

日時・曜日や天候を表す時も形式主語のitを使い、訳は「それは」と訳さないことに注意しましょう。

 

今7時です。
It is seven o’clock now.
今日は木曜日です。
It is Thursday today.
今日は9月9日です。
It is September 9 today.
今日は雨です。
It is rainy today.

 

  1. 時刻:It’s six(o’clock).
  2. 曜日:It’s Wednesday today.
  3. 日付:It’s November 15 today.
  4. 天候:It’s sunny today.
  5. 寒暖:It’s cold.
  6. itは訳さない。英文のルールとして主語が必要なので形式的にitを置いている。※形式主語

【曜日】
日曜日:Sunday、月曜日:Monday、火曜日:Tuesday、水曜日:Wednesday、木曜日:Thursday、金曜日:Friday、土曜日:Saturday

【月】
1月:January、2月:February、3月:March、4月:April、5月:May、6月:June、7月:July、8月:August、9月:September、10月:October、11月:November、12月:December

【天候・寒暖を表す形容詞】
晴れの:sunny、くもりの:cloudy、雨の:rainy、雪の:snowy、寒い:cold、涼しい:cool、暖かい:warm、暑い:hot

 

itの形式目的語構文

itの形式目的語とは、目的語の位置に置かれたitを表します。

第5文型の目的語になるto不定詞は、itに置き換えられることが多く、置き換えられて後ろに回ったto不定詞は、真の目的語と呼ばれます。

 

インターネットは人々がさまざまな話題について意見を述べることを可能にした。
The Internet has made it possible for people to express their opinions on a wide variety of subjects.

make O C(OをCにする)という第5文型の文で、目的語の位置にitが置かれ、真の目的語のto express their opinions(意見を述べること)が後ろに回されている。

 

日本語から英文をつくってみよう

It’s easy for her to speak English.
It’s very important for young people to read book.
It wasn’t easy for him to swim well.
Is it difficult for Aki to read book?
It’s nine o’clock in the morning.
It’s Monday today.
It’s sunny today.
It’s hot today.
It’s August 10 today.

 

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