本記事では「動詞[疑問詞] + (目的語) + to do」の用法について解説します。
動詞 + to doの用法
I seem to have lost my camera somewhere.
seem to doで「〜するように思われる」を表し、to不定詞の部分にto have lostのように完了形の不定詞が来て、過去のことを表しています。※seem to doはappear to doに書き換えることができる
I happened to see my old friends in the train heading for London.
happen to doで「偶然〜する」を表しています。※happen to doはchance to doに書き換えることができる
She decided not to rely on him.
他動詞のdecideがnot to rely(信頼しないこと)を目的語にとって「信頼しないことを決めた」を表している。
「これからすること」を表すto不定詞を目的語にとる動詞には、意志や決心などを表すものが多い。
■ 自動詞 + to doの表現
- be to do:〜することになっている、〜すべきだ、〜できる、〜する運命になっている
- come [get] to do:〜するようになる
- prove to be [do]:〜であると[すると]判明する
- turn out to be:〜であることが判明する(to beは省略できる)
■ 意志・決心などを表す他動詞 + to do
- decide to do:〜しようと決心する
- determine to do:〜することを決心する
- expect to do:〜すると思っている
- intend to do:〜するつもりである
- mean to do:〜するつもりである
- never fail to do:必ず〜する
- plan to do:〜するつもりである
- refuse to do:〜することを望む
- resolve to do:〜しようと決心する
- want to do:〜したいと思う
- wish to do:〜したいと思う
動詞 + 目的語 + to do
動詞 + 目的語(O) + to doは「Oに〜するように…する、Oに〜することを…する」を表します。
動詞 + 人 + to do
「動詞 + 人 + to do」型の表現は、「人に〜するように…する、人に〜することを…する」を表す。
She tell me to open the door.
tallは、tall 人 to doで「人に〜するように言う」を表す。
I ask him to sing the song.
askは、ask 人 to doで「人に〜するように頼む」を表す。
I want my son to be a doctor.
wantは、want 人 to do で「人に〜してもらいたい」を表す。
動詞 + モノ + to do
You can use this function to get all variables initialized.
to get all variables initializedで「すべての変数を初期化された状態にされる」と過去分詞を使って表している。
use モノ to doで、「モノを使って〜する」を表す
疑問詞 + to doの用法
疑問詞 + to doの形で
- who to do「誰を〜したらいいか」
- which to do「どれを〜したらいいか」
- what to do「何を〜したらいいか」
- when to do「いつ〜したらいいか」
- where to do「どこで[に]〜したらいいか」
- how to do 「どのように〜すればいいか」
を表す。
疑問詞「who, which, what, when, where, how」は動詞や、前置詞の目的語になることが多い。
He didn’t know which book to read.
動詞knowの目的語として、「which 名詞 to do」の形をとって「どちらの本を読む」を表している。
「which + 名詞 + to do」とすることで「どちらの名詞〜するか」とも表せる。
I don’t know what to buy.
動詞knowの目的語として、「what to do」の形をとって「何を買う」を表している。
They were fighting over where to go for dinner.
前置詞overの目的語として、「where to do」の形をとって、「どこへ行くか」を表している。
My mother showed me how to cook.
動詞showedの目的語として、「how to do」の形をとって、「どうやって料理をするか」を表している。
例文は第4文型(SVOO)なので、2つ目の目的語にhow toが入っている。
“疑問詞 + to 〜” は文中で動詞の目的語(O)になる。“疑問詞 + to 〜” の表現
- how to 〜 「〜の仕方[やり方],〜の方法,どのように〜すればいいか」
- what to 〜 「何を〜したらいいか」
- when to 〜 「いつ〜したらいいか」
- where to 〜 「どこで[に]〜したらいいか」
“疑問詞 + to 〜” の応用表現
- which 名詞 to 〜 どの[どちらの]名詞を〜したらいいか
- what 名詞 to 〜 何の[どんな]名詞を〜したらいいか
- what time to 〜 何時に〜したらいいか
※ 2語以上で疑問詞のカタマリを作る場合があるので注意。
日本語から英文を作ってみよう
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