動名詞とは?動名詞の作り方と否定・完了・受動の形について分かりやすく解説

動名詞

本記事では、動名詞とは?について解説します。

動名詞とは?

動名詞とは、動詞の性質を備えた名詞で、「過去に起きたこと、一般的・具体的・習慣的なこと」を表します。

動名詞はdoing(動詞+ing)の形で、「〜すること、〜したこと」を表し、文中で「主語(S)・補語(C)・動詞、前置詞の目的語(O)」の働きをします。

働き
主語(S) 本を読むことは大切です。 Reading books is important.
補語(C) 彼の趣味は写真をとることです。 His hobby is taking pictures.
動詞・前置詞の目的語(O) 私はテニスをすることが好きです。 I like playing tennis.
私はあなたに会うのことを楽しみにしています。I’m looking forward to meeting you.

 

カズオはそのお金を盗んでいないと言った。
Kazuo denied stealing the money.

「過去に起きたこと」を表す動名詞で、stealing(盗んだこと)はdenied(〜を否定した)の目的語になって、「盗んだことを否定した→盗んでいないと言った」を表している。

 

見ることは信じることである=百聞は一見にしかず
Seeing is believing.

一般的・具体的なことを表す動名詞の用法です。

 

動名詞の作り方

動名詞の作り方は、動詞に「ing」を付けるのですが、語尾の形によって付け方が変わったり、例外的な変化をするものがあります。

語尾の形 ポイント
ふつう(原則) ingをつける play→playing / study→studying
-eで終わる eをとってingをつける make→making use→using
〈短母音 + 子音字〉で終わる 子音字を重ねてingをつける run→running sit→sitting
-ieで終わる ieをyにかえてingをつける die→dying lie→lying

[例外]“see” は “e” で終わる動詞であるが,そのまま “ing” をつけて作る。→“seeing”

 

動名詞の否定形・完了形・受動形の形

動名詞の否定形、完了形、受動形は

  • 否定系:not doing
  • 完了形:having done
  • 受動形:being done

で表します。

 

ルーシーはそのドレスを買わなかったことを後悔している。
Lucy regrets not having bought the dress.

not having bought(買わなかったこと)のように、動名詞の非敵影と完了形が両方使われている。

完了形の動名詞は、文の動詞が表す時制(ここでは現在)よりも前の時制を表します。

 

私は笑われるのが嫌いだ。
I hate being laughed at.

受動形の動名詞で、being laughed atで「笑われること」を表している。

 

日本語から英文をつくってみよう

Taking pictures is my only hobby.
We like taking care of animals.
Speaking French is difficult.
Her work is selling flowers.
My father likes traveling abroad.

 

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