2つのモノ[人]を比べて「〜より…だ」比較級比較

比較の比較級とは？

比較級は、2つのモノ[人]を比べて「〜より…だ」という意味を表す。

比較級による比較は、A than B(BよりA)で表し、Aには形容詞または、副詞の比較級(原級+-er, more+原級)が入る。
※比較級の詳しい作り方は比較とは？を参照。

タダシは私より年上だ。
Tadashi is older than I (am) [me].

原級+erで比較級olderを作って、「older than I」とすることで、「私より年上」を表している。
※会話では、thanの後はmeなどの目的格を取ることが多い。

子供は大人よりも早く言葉を覚える。
Children learn language more quickly than adults (do).

比較級quicklyは、つづりが長い語(3音節以上の語)なので、moreをつけて「more quickly than adults」とすることで、「大人より早い」を表している。

比較級の表し方は「A than B(BよりA)」なので、それをそのまま理解し文章を書くときや会話する時に活用すれば良い。

ただしうまく比較の文が作れないときは、きまったステップで文を作成することもできる。

■ 比較級文の作成ステップ

《比較級の文「この花はあの花よりも美しい」を作成するステップ》

2つの日本語にして考える：この花は美しい。あの花は美しい。
それぞれを英訳する：This flower is beautiful. That flower is beautiful.
2つの文を接続詞のthanでつなぐ：This flower is beautiful than that flower is beautiful.
前半の形容詞[副詞]を比較級にする：This flower is more beautiful than that flower is beautiful.
後半の文で重複している語などを省略：This flower is more beautiful than ~~that flower is beautiful~~ that one.
※比較の対象が this + 名詞と that + 名詞の場合、売りその名詞を不定代名詞のoneに変える

《比較級の文「私は彼女よりもたくさんのｃｄを持っています。」を作成するステップ》