本記事では、時を表す副詞「still・yet まだ」「already もう、既に」の意味と使い方を分かりやすく解説します。
「still・yet」「already」は「まだ」「もう、既に」という日本語からも分かるように「現在完了」の用法で使うことが多いです。
現在完了についてはこちらで解説していますので併せてどうぞ。

「〜したところだ」「〜したことがある」「(ずっと)〜している」現在完了 have[has] + 過去分詞(p.p.)
本記事では、「現在完了 have + 過去分詞」について解説します。 現在完了形とは 現在完了形は時制の一つで、過去から現在まで幅のある時制を表す。 文の形は、「have + 過去分詞(p.p.)」で表し、現在完了の形になれば一般動詞として...
また動詞を修飾する副詞の種類や、語順などの基礎についてはこちらで解説しています。

「どこで(場所)、どのように(状態)、いつ(時)、どのくらいの頻度で(頻度)、どの程度(程度)」を表す動詞を修飾する副詞の基礎について解説
副詞の基本的な働きとしては「動詞を修飾する」ですが、「形容詞・副詞・文全体を修飾する」こともできます。 本記事では、「動詞を修飾する副詞」についてフォーカスを当てて解説します。 形容詞・副詞・文全体を修飾する用法は「形容詞・副詞を修飾する副...
「まだ」を表す副詞「still・yet」
stillとyetはどちらも「まだ」を表す副詞ですが、それぞれ使い方が異なり、肯定文・否定文・疑問文で意味が変わってきます。
それぞれの使い方・意味としては
- still:
- 肯定文、疑問文で「まだ」を表す
- 「まだ・未だ」で物事が継続している様子を表す
- yet:
- 否定文で「まだ」、疑問文で「もう」を表す
- 現時点で物事が完了しているかどうかを疑問文、否定文で表す際に使用する
となります。
彼はまだカナダに住んでいる。
He still lives in Canada.
He still lives in Canada.
動詞 lives の前に still を置いて、動詞を修飾して「まだ住んでいる」と表している。
私は先週ひいた風邪がまだ治っていません。
I still haven’t recovered from the cold I caught last week.
I still haven’t recovered from the cold I caught last week.
「still haven’t pp」で現在完了の用法を使っていて、「まだ + ずっと風邪が治っていない + 先週ひいた」を表している。
stillを否定文で「まだ〜ない」とするには、「still 〜 not」という語順にすることで、「まだ」を表すことができる。
仕事後は何をしたいですか。ー まだ決めていません。
What do you went to do after you work?
I haven’t decided yet.
What do you went to do after you work?
I haven’t decided yet.
否定文でyetを使って、「まだ(〜ない)」を表している。
今日の新聞をもう読みましたか。
Have you read today’s paper yet?
Have you read today’s paper yet?
疑問文でyetを使って「もう」を表している。
「もう、既に」を表す副詞「already」
「もう、既に」を表す副詞「already」は肯定文、否定文、疑問文で使われるのですが、それぞれの文によってニュアンスが変わってきます。
それぞれのニュアンスとしては
- 肯定文:「もう、既に終わった」と考えていたよりも速く、もの・事ができたのニュアンス
- 否定文:「もう、既に〜したのではないだろうね」と驚きのニュアンス
- 疑問文:「もう、既に〜したの?」と驚きのニュアンス
となります。
トムが学校に着いた時には、授業はもう始まっていた。
When Tom got to school, the class had started already.
When Tom got to school, the class had started already.
肯定文で「already」を使って、「(考えていたよりも速く)もう始まっていた」を表している。
日本語から英文をつくってみよう
She still lives in Canada.
Tom lost his job a year ago and is still unemployed.
コメント