エンジニアが使う英語フレーズ|「取る」を「take」で表現する

エンジニア

本記事では、「取る」を「take」で表現する、エンジニアが使う英語フレーズを紹介します。

はっきりとした意思を持って取る!takeの使い方

takeは本当にさまざまな表現をしますが、その中でもtakeは「取る」という意味でよく知られています。
この「取る」という使い方の補足をするならば「はっきりとした意志 + 取る」と「はっきりとした意志を持って取る」というイメージで使うと良い。

意志があるということなので、モノや事が主語になるケースは少なく、主語が「人(グループや会社なども含む)」になることが多い。

takeの例としては

  • take a picture 写真を撮る
  • take an action アクションを取る
  • take a break 休みを取る
  • take responsibility 責任を取る
  • take your time 時間を取る

などがある。

どれも人や会社、チームなどが主語にくる文となっている。

たんに「取る」以外にもtakeを使った表現として重要なのが

  • take a look at 〜 〜を見る
  • It takes a long time. 〜(時間)がかかる
  • takes me to the site 〜に連れて行く
  • Let’s take this offline また後で話しましょう
  • We take dependency on the component. 〜に依存する

などがある。

getとtake「〜を手にする」の違い

getも「〜を手にする」という意味を持ちますが、takeは「〜を手にする」動作のみだけを表します。

パソコンを買ったほうがいい。
You should get a computer.

getの「〜を手にする」は〜を手にした状態を表すので、この場合だと「パソコンを手にした状態=パソコンを買う」という意味で使われている。

パソコンを持っていったほうがいい。
You should take a computer.

takeの「〜を手にする」は〜を手にする動作を表すので、たんに「パソコンを持っていったほうがよい」といった意味で使われている。

takeを使った頻出する表現

「Aを見る」take a look at A

takeを使った表現で特によく使われるのが「take a look :見る」。

take a lookというのは「take + 名詞」なので、名詞のアクションを取るという意味で使われる。

ナビゲーションバーが表示されず、それはバグだと思います。これを見てくれますか。
The navigation bar did not get displayed, and I think it’s a bug. Can you take a look at it?

take a look at itのitは前文の内容を指しているので、「バグを見て」という意味になる。

「〜を見る」take a 形容詞 look at

take a lookのa lookは名詞なので、それを形容詞で修飾することができる。

たとえば

  • take a close look at 注意深く見る
  • take a quick look at ちょっと見る
  • take another look at もう一度見る

など。

形容詞を変えればさまざまな表現ができる。

「時間や労力がかかる」を表現するtake

takeを使った表現で「時間、労力がかかる」がある。

ここに着くまでに3時間かかった。
It took me three hour to get here
もっとリソースが必要になる。
It takes more resource.

「連れて行く、持って行く」を表現するtake

takeを使った表現で「連れて行く、持って行く」がある。

このリンクからサイトに行く。
This link takes me to the site.

私をサイトに連れて行く=サイトに行く と表している。

このプロジェクトを次の段階へと進ませるだろう。
It will take the project to the next stage.

「プロジェクトを次のステージへ移動する=プロジェクトを次の段階へと進める」と表している

人がどこかに連れて行ったり、物が人を運んでいったり、連れて行くのは人だけではなく、「リンクで飛ぶ」や「次の段階に進む」などモノがモノを連れて行くケースもある。

なのでイメージとしては、「何かを運ぶ・持って移動する」。

「別途検討する」を表現するtake

また後で話しましょう。
Let’s take this offline.

オンライン会議の時に、別途また後で詳細は話そうといったときに使う。オンラインに限らず「後で話そう」というときでもtake it offlineと言える。

もっと具体的なシチュエーションを出すと、話す内容がまだあるのに会議時間が足りなくて、後で話そうという時にtake it offlineと言う。

「引き受ける」を表現するtake

takeを使った表現で「引き受ける」がある。

そのコンポーネントに依存する。
We take dependency on the component.
チームはコンポーネントを所有する。
The team takes ownership of the component.

ここで使われているtakeは「依存を取る」「所有権を取る」とそういった責任を引き受けるという意味で使われる。

「take」を使ったエンジニアが使う英語フレーズ

日本語から英文が作れるか試しながら、英語フレーズを使いこなせるようになりましょう。
※フレーズで使っている文法リンクがあるので、意味が分からなければ参照してください。

Can you take a look at this issue before you go on vacation.
Can you 〜:〜してくれませんか。依頼する表現
before S V: SがVする前に
If I take a small portion of the data, the code runs fine.
If S V:もしSがVするならば
I won’t take any action.
won’t : willの否定
any : いくつも〜ない
I’ll take the data from the database and put it in a file.
I’ll : I willの短縮系
and:等位接続詞and
You should make a final decision and take it to your boss.
should:〜したほうがいい
and:等位接続詞and
I forgot to take the privacy data into account.
take… into account: 〜のことを考慮する
forget to 〜:〜を忘れる
We’ll take this offline with Ruru.
We’ll:we willの短縮系
I can certainly do that, but it will take a very long time.
助動詞can:することができる(可能)
〜 but S V:〜しかしSV
副詞certainly: 確かに, 確実に, 必ず
動詞を修飾する副詞の位置
The new team will take on this product.
take on:〜を担当する、受け持つ
If we add the component, it will take some time and effort.
If S V:もしSがVするならば

 

 

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