本記事では「行く」を「go」で表現する、エンジニアが使う英語フレーズについて紹介します。
goの使い方は「〜に行く」だけじゃない
goと聞いてパッと思いつくのは「〜へ行く」ぐらいしかないかもしれないが、goにはいろんな用法がある。
たとえば
- go to 〜
- go ahead
- go through
などがある。
May I take this seat?
Oh, please go ahead.
go aheadのニュアンスとしては、日本語でいうと、「ええ、どうぞ」や「はい、構いませんよ」という感じ。
Please go ahead and approve their requests.
「状況を先に進めて、依頼を承認してください。」のようにプロセス的に先に進むという意味で使われることが多い。
「状況を先に進める」が「構わないので」などの言い回しになっている。
We should go back and take a look at the design again.
go backは「後ろに行く、元に戻る」ですが、時間的にまたはプロセス的に戻るという意味で使われている。
Looking at those three options, I would go with the first one.
go withは「choose(選択する)」と同じ使い方をしている。「それと一緒に行く」→「選択する」という意味になり、go forを使っても同じ表現ができる。
ここの「行く」というのは、場所の移動ではなく、「自分の意志」がそこに向かっているという意味で使われている。
I understand the great value of the platform, but I’m not sure where our team wants to go with it.
「それでどこに行くのか」というのは、「そのプラットフォームをつかって何をしようとしているのか」とチームの方向性に疑問を持っているので、ニュアンスとしては難しいが、「チームの方針が向かう」という意味で使われている。
go throughを使った表現
go thoroughの使い方としては、
We went through high-priority bugs.
「仕様書を一つひとつ見ていく」「ファイルを一つひとつチェックしていく」などIT現場では「一つひとつチェックする、検討する」ことが頻繁にあるので、そんな時こそgo throughを使う。
よく使うものとしては
- go through the items 項目を検討する
- go through the slides スライドを検討する
- go through the list リストを検討する
- go through the requirements 要件を検討する
- go through the steps ステップを検討する
などがある。
throughは「〜を通って」という意味が一般的だが、ここでのニュアンスとしては 「隅から隅まで」「最初から最後まで」などの項目がたくさんあるものをざっと見ていくようなイメージ。
goの意味は「見ていく、調べていく、チェックしていく」のように「〜いく」として考えるとイメージしやすい。
I went through the installation and rebooted the machine.
「インストールしてマシンを再起動したは」作業手順があってそれの通りに一つひとつ順番にすすめていくものなので、go throughのイメージがぴったり当てはまる。
「go」を使ったエンジニアが使う英語フレーズ
日本語から英文が作れるか試しながら、英語フレーズを使いこなせるようになりましょう。
※フレーズで使っている文法リンクがあるので、意味が分からなければ参照してください。
「〜しなさい。」 命令文とは?be動詞/一般動詞/禁止の命令文
「〜しなさい。」 命令文とは?be動詞/一般動詞/禁止の命令文
「どのように?/どうやって?」 howの使い方| 方法・手段・様子を問う疑問文
be going : 現在進行形の用法
※go wrong : 間違って物事が進む = おかしい
think (that) SV:SはVすると思う
can:「〜することができる」主語+can+動詞の原型〜. 助動詞can 可能の意味
and: 接続詞とは?等位接続詞and, or, but, soと従属接続詞の使い方
could: canの過去形〜することができる
SV, but SV:AしかしB
personally:文全体を修飾する副詞
want to 〜:〜したい to不定詞の名詞的用法
proposed: 動詞(V) + 過去分詞(.p.p) 受け身の使い方 分詞
Can you 〜:〜してくれませんか。依頼の表現
go over 〜: 〜を調べる
if SV:SがVかどうか
but:AしかしB
how to 〜:どのように〜すればいいか(〜のやり方)
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