【助動詞】助動詞とは?|助動詞一覧と文の作り方を解説

助動詞

本記事では、助動詞の基礎について解説します。

助動詞にはどんな意味・使われ方があるのか、また助動詞の種類を一覧形式でまとめています。

助動詞を肯定・否定・疑問で使う時には、それぞれの文型、ルールがあるのでそちらも併せて見ていきましょう。

助動詞とは?助動詞一覧と訳

助動詞は、「助動詞 + do (動詞の原型)」の形で使い、可能・推量・義務などの意味があり、一つの助動詞でも複数の意味・使い方をするものがあります。

それぞれの助動詞と訳は下記の通りです。

■ 助動詞一覧と訳

助動詞
can 可能:〜できる[できた]
可能性・推量:〜することがある、〜する場合がある、〜のはずがない
許可:〜してもいいですか
依頼:〜してくれませんか
may 推量:〜かもしれない
許可:〜してもいいですか
must 推量:〜に違いない
義務:〜しなければならない
should 義務:〜するべきだ(した方がよい)
推量:〜するはずだ
used to 過去の習慣:よく〜したものだった
shall 申し出:(私が)〜しましょうか
勧誘:(一緒に)〜しましょうか
ought to 義務:〜するべきだ
推量:〜するはずだ

● 各助動詞の詳細な使い方は下記章を参照してください。

【英文法】助動詞の一覧と各助動詞の意味・使い方を基礎から分かりやすく解説
本カテゴリーは英文法の「助動詞」についてまとめたものです。 基礎となる助動詞とは?から助動詞の一覧、各助動詞の意味・使い方を分かりやすく解説しています。

助動詞の種類

助動詞には、現在形だけのもの、過去形だけのもの、または両方存在するものなどがあります。

現在形 or 過去形だけのものは、他の用法を使った書き換えができる場合があるので、併せて確認していきましょう。

■ 助動詞の種類と現在・過去・未来

現在形 過去形 未来系
can could will be able to
may might
will would
shall should
must had to will have to
ought to
used to

助動詞の文の作り方

助動詞を使った肯定・否定・疑問文の作り方にはルールがあるので、それぞれ解説します。

肯定文の作り方

助動詞を動詞の前に置き、動詞は原型にする。※時制が現在で、主語が3人称単数でも動詞に「s」はつけない。

レイは早く走ることができる。
Rei can runV fast.

否定文の作り方

1語の助動詞は、助動詞の後ろにnotを入れる。

レイは早く走ることができない。
Rei can’t run fast. ※can notは短縮してcan’t[cannot]とすることも可能

「ought to」と「used to」の否定文は少し異なり

  • ought to:ought not to
  • used to:didn’t use to
    • used not to を使うこともあるがdidn’t use toのが普通

となります。

嘘をつくべきではない。
You ought not to tell lies.
私は以前はコーヒーが嫌いだった。
I didn’t use to like coffee.

疑問文の作り方

1語の助動詞は、助動詞を文頭に移動させ、文末に?をつける。

レイは早く走ることができますか。
Can Rei run fast?

「ought to」と「used to」の疑問文は少し異なり

  • ought to:Ought S to
  • used to:Did S use to
    • Used S toを使うこともあるがDid S use toのが普通

となります。

私は彼女に謝るべきでしょうか?
Ought I to apologize to her?
以前はよくタバコを吸いましたか?
Did you use to smoke?

疑問文の応答の仕方

Yes/No, S 助動詞で答える。

はい、できます。
Yes, he can.

または

いいで、できません。
No, he can’t.

 

● 各助動詞の使い方はこちら!

【英文法】助動詞の一覧と各助動詞の意味・使い方を基礎から分かりやすく解説
本カテゴリーは英文法の「助動詞」についてまとめたものです。 基礎となる助動詞とは?から助動詞の一覧、各助動詞の意味・使い方を分かりやすく解説しています。
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