【mustとhave[has] toの過去形と未来系】義務「〜しなければならなかった」・推量「〜したに違いない」の使い方を解説

助動詞

本記事では助動詞「must」とhave toの過去・未来系について解説します。

助動詞must・have toの意味・使い方としては

  • 義務:〜しなければならない
  • 推量:〜に違いない

があります。

義務のmustに過去・未来系はないのでhave toを使って表します。

それでは、助動詞「must」とhave toの過去・未来系についてそれぞれの用法を例文と共に見ていきましょう!

義務の過去と未来「〜しなければならなかった」「〜しなければならないだろう」

義務のmustには過去・未来形がないので、have toを使って表します。

過去を表す場合は、have[has] toの過去形「had to」を使います。

彼は早く出発しなければならなかった。
He had to start early.

「had to」を使って過去「〜しなければならなかった」を表している。

未来を表す場合は、「will」と「have to」を使います。

あなたはそれをまたしなければならないでしょう。
You will have to do it again.

「will」と「have to」を使って未来「〜しなければならないだろう」を表している。

 

■ 義務の助動詞mustとhave toの現在・過去・未来

助動詞 一般動詞を用いた表現
must + 動詞の原形 現在 have[has] to + 動詞の原形「〜しなければならない」
過去形 had to〜 「〜しなければならなかった」
未来形 will have to〜 「〜しなければならないだろう」

 

推量の過去「〜したに違いない」

「〜したに違いない」と過去のことを表す場合は「must have 過去分詞」を使います。

私は彼に5日前に手紙を出したので、彼はすでにそれを受け取ったに違いない。
I posted a letter to him five days ago, so he must have received it already.

 

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